こんにちは。
本日はPlayStation5のコントローラー「DualSense」とPlayStation4のコントローラー「DUALSHOCK4」の比較と使用感についての記事となります。
DualSenseをPCで使用する際の設定方法については、こちらの記事(DualSenseをPCで使用するための設定方法)で掲載しています。
以前掲載した記事内でゲームによってコントローラー(DualSenseとDUALSHOCK4)とキーボード操作を使い分けてる旨をお話しましたが、最近コントローラーを使用するゲームの場合は「DualSense」を使用することの方が多くなりました。
その理由は使いやすさの部分が一番なんですが、充電端子もUSB Type-Cに変更されているなど、細かな部分でDUALSHOCK4から改善されている点がたくさんあります。
購入を検討されている方やDualSenseが気になっている方の参考となるように、実際の使用感やDUALSHOCK 4と比較した内容を掲載いたしますので、購入を検討されている方は是非参考にされてください。
Contents
DualSenseとDUALSHOCK 4の本体比較
この項目ではDualSenseとDUALSHOCK 4の本体サイズ、各操作ボタンや接続端子について写真を交えながら比較していきます。
それぞれの使用感については後半にて掲載しています。
本体サイズ
DualSense
160mm×66mm×106mm (幅 × 高さ × 奥行き) (最大突起物除く)
質量:約280g
DUALSHOCK 4
約161mm × 57mm × 100mm (幅 × 高さ × 奥行き) (最大突起物除く)
質量:約210g
上記の画像やサイズの数値のように、DualSenseではDUALSHOCK4と比べ一回りほど大きくなり、本体の質量も増しています。
アナログスティックとクリエイト(SHARE)ボタン・OPTIONボタン周辺
DualSense
クリエイト・OPTIONボタン、アナログスティック、PSボタンの配置。DualSenseから左上のSHAREボタンがクリエイトボタンに変更。
タッチパッドの左右はLEDのライトバーになっています。PSボタンの下にはマイクのミュートボタンがあります。
DUALSHOCK 4
SHARE・OPTIONボタン、アナログスティック、PSボタンの配置。
DUALSHOCK4も完成度は高かったですが、実際に操作を行うと操作感は全く異なります。
充電端子・LRトリガー周辺
DualSense
DualSenseでは充電端子がUSB Type-Cに変更され、利便性が向上しました。
LRトリガーも押しやすいです。PCで使用する場合は現時点ではアダプティブトリガーやハプティックフィードバック機能には非対応です。
DUALSHOCK 4
DUALSHOCK4の充電端子はmicroUSBです。充電端子の上にはLEDライトバーがあります。
上記のようにDualSenseでは、サイズや操作感の変化、SHAREボタンをクリエイトボタンに変更、充電端子の変更など、DUALSHOCK4から変更された点が多数あります。
それでは次の項目で実際の使用感についてお話していきます。
実際の使用感
こちらの項目ではDualSenseの実際の使用感についてお話していきます。
正直、初めて触れた時は「大きいな」「重いな」という印象でした。
前項で記載したサイズ比較のように、DUALSHOCK4と比べると明らかに本体のサイズが大きくなり、合わせて本体の重量も上がっているからです。
しかししばらく使用していると、程よいグリップ感やボタンの押しやすさ、アナログスティックの押し心地、L2/R2トリガーの感触など、全体的に操作性が向上しており、すごく使いやすく感じるようになりました。
DualSenseでしばらくゲームをプレイしているとしっかりと手に馴染んできます。
今度はDualSenseでの操作に慣れてきた状態で、試しにDUALSHOCK4に戻して使用してみます。
実際に試してみて使用感が全く異なることに驚いたんですが、DualSenseからDUALSHOCK4に切り替えた場合は体感できる変化の違いがかなり大きいです。
DUALSHOCK4の方が本体の質量も軽いので非常に持ちやすいんですが、グリップ感や操作性はDualSenseの方が使いやすいと感じました。
DualSenseは一回り程サイズも大きいですが、その分しっかりと考えて設計されているのが伝わってきます。
DualSenseに正式に対応するPCゲームが今後更に増えてきた場合、今後PCゲームでDualSenseを使用する方も増えるんじゃないかなと思いました。
左右の十字キーや〇×ボタンの感触
十字キーや〇×ボタンの感触はDUALSHOCK4比べるとカチカチ感はない印象です。
かといって操作しずらいなどは全くないのでその点はご安心ください。
L1・R1ボタン、L2・R2トリガーボタン
L1・R1ボタン、L2・R2トリガーボタンもクリック感が増しています。
またL2・R2トリガーの押し心地も、押した際にカチッといったプラスチックがぶつかる感覚ではなく、クッションのようなゴムにあたるような感覚となっているので、押し心地も非常によくなっています。
画像は左がDualSense、右がDUALSHOCK4です。
クリエイトボタンとOPTIONボタン、アナログスティック周辺
クリエイトボタンとOPTIONボタン
クリエイトボタンとOPTIONボタンも押しやすいです。
DualSenseのクリエイトボタン・OPTIONボタンの配置は、コントローラーを握ったまま自然な状態で押せる個所に配置されています。そのため非常に押しやすい印象です。
PSボタンも同様で、ここの部分については 正直DUALSHOCK4と比べ押しにくくなっているんじゃないかなと思っていましたが、実際使用してみると 押しやすくなっており特に不便と感じることもないです。
アナログスティック
アナログスティックの操作感ですが、DUALSHOCK4に比べるとスティックを倒す(動かす)際の操作はスティック自体がやわらかい印象です。
その分優しい操作で動かすことができ滑らかに動きますが、この部分に関してはDUALSHOCK4と比べると違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ただしばらく使用していると慣れてくる部分ではあるので、操作になれた現在では 私は違和感なく使用できています。
充電端子
充電端子がUSB Type-Cに変更されたことも大きいです。
DUALSHOCK4はMicroUSBでしたので、他に同じ端子を使用している製品があればまだ良いんですが、DUALSHOCK4のために充電器(充電ケーブル)を用意しないといけない点や、ケーブルを差し込む際の向きに注意したり抜き差ししにくいなど不満な点が多かったです。
DualSenseでは現在普及しているUSB Type-Cを採用することで、他の充電器と兼用できるようになり、また充電ケーブルを差し込む際の向きも関係なく抜き差しがしやすくなったのですごく快適となりました。
MicroUSBのケーブルと分けて使用していた方は充電ケーブルをUSB Type-Cの1本に統一できる点もポイントですね!
コンセントでの充電中は、表のLEDライトバーがオレンジ色で点滅し、充電完了でライトバーが消灯します。
グリップ部分
グリップ感は快適な操作を行う上で重要な部分になってきますが、DualSenseのグリップ感はかなり良いです。
また滑り止めのような加工が施されているんですが、この部分を拡大すると「〇×△□」で刻印されています。
この刻印によってできている凸凹が更にグリップ感を向上させており、実際に使用中に握っていた手が滑るようなことはこれまで一度も起きていません。
この「〇×△□」の数は約4万ほど刻印されているようです。
この刻印によって更にしっかりとしたグリップ感で安定した操作が可能となっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はDualSenseの使用感について掲載しました。
私は現在DualSenseを問題なく快適に使用できていますが、上記の使用感の項目でも触れているようにDual Senseはコントローラー自体の重さが結構ありますので、その点は評価が分かれるかもしれません。
私の場合はコントローラーを常時持ち上げているわけではなく、デスクや膝の上などに手を置いて操作しているので重さをあまり感じることなく快適に操作ができていますが、もし店頭などで触れられる機会があれば実際に重さやグリップ感などはチェックされた方が良いかもしれません。
PS5の本体が日本国内ではまだなかなか入手できない状態なので、コントローラーのDualSenseに触れられる機会はまだそこまで多くないかもしれませんが、PCで使用する場合でもPS4のDUALSHOCK4に比べて使い勝手が向上しているため、検討されている方にはおすすめの商品です。
今回はイヤホンジャックやマイクについては触れていませんが、有線接続時にDualSenseにイヤホン(へッドセット)を差すことで、PCからの音声をそのままDualSenseを通して再生することもできます。
そのため普段有線イヤホンを使用されている方などは用途によっては利便性を向上させることも可能です。
DualSenseの注意点としては、PS5で対応しているアダプティブトリガーやハプティックフィードバック機能には現時点(2021年2月12日現在)では非対応です。
PCでDualSenseを使用する場合は上記の機能は無効となりますのでお気を付けください。
ただし対応しているゲームであれば通常の操作や、振動機能は使用可能です。
PCでアダプティブトリガーやハプティックフィードバック機能に対応することは難しいのかもしれませんが、今後対応するPCゲームがもしリリースされた場合、より魅力的な操作体験ができると思うので、リリースされることを期待しつつ楽しみにしています。
それでは本日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございます。